市内をご挨拶に伺っている最中、「子ども文庫」の活動を見学させていただく機会をいただきました。
市内をご挨拶に伺っている最中、「子ども文庫」の活動を見学させていただく機会をいただきました。「子ども文庫」では、絵本の読み聞かせやおはなし、本の貸し出しなどを行い、子ども達に本の楽しさを伝える活動を長年続けられています。
中心者の方にお話を伺いました。絵本の読み聞かせも、ただ読むだけではなく、きちんとした指導者の方のもとで勉強会を開催して、技術の向上に努めておられるそうです。小学校でのお話会も続けておられ、また、かつては中学校でも絵本の読み聞かせを行ったそうです。中学校での読み聞かせでは、「小さい頃にお母さんや保育園で読み聞かせをしてもらったことを思い出した」「絵本の素晴らしさに改めて気づいた」等の声が聞かれたそうで、読み聞かせをした日は、クラスが、その日一日落ち着いて授業が出来たそうです。
中央図書館からの団体貸出など、行政からのサポートも受けており、助かっていると仰っておられました。
「地味な活動ですが…」と謙遜しておられましたが、子どもの心の栄養となり、また、読み聞かせに集う若いお母様方の交流の場となり、地域コミュニティの形成に重要な役割を果たしておられます。この活動の長年続けてこられたその努力に敬服いたしました。
読み聞かせの模様も見学させていただきました。ハンカチを使った遊びの後に、3冊の絵本の読み聞かせ、そして、わらべ歌を皆で歌うなど、親子の交流を深めていく内容でした。読み聞かせの本は、「おさじさん」「おんなじおんなじ」「はらぺこあおむし」でした。
私も、娘たちに読み聞かせをしました。最近は読み聞かせる時間が取れないのですが、本棚から懐かしい本を引っ張り出しました。「おつきさまこんばんは」と「まるちゃんみっけ!」です。せがまれて本当によく読まされました。親としても思い出の本です。
公明党は、東大和市において「子ども読書活動推進計画」の策定に力を入れてきました。読書は、未知の世界を知ることのできる貴重な体験であり、心の滋養となって人生を豊かにしてくれる経験です。これからも、子どもたちの読書環境の整備に努めていきたいと思います。