定例会4日目。
定例会4日目。一般質問に立たせていただきました。
今回取り上げた課題は4つありました。
1点目は、地域サービスイノベーションクラウドについて、です。
①市内事業者との情報共有について
ア)市と市内各事業者とのICTを活用した情報共有の現状はどのようなものか
イ)情報共有に関する双方のメリットはどのようなものか
②「地域サービスイノベーションクラウド」について
ア)「地域サービスイノベーションクラウド」への当市の現状認識はどのようなものか
イ)総務省が挙げている事例について
a)介護サービス事業における展開について
b)ふるさとデジタル図書館事業について
ウ)当市として、市内民間事業者と情報共有をすることで発展が望める分野およびその可能性についての市の認識はどのようなものか。
2点目は、市内産業振興における知的財産の活用について、です。
①知的財産の利活用について
ア)現在の市の状況はどのようなものか
a)市内企業等における知的財産権の取得及び活用について
b)知的財産権の取得及び活用のためのサポート体制について
イ)市内中小企業における特許等知的財産の利活用のメリットはどのようなものか
ウ)市の特産物のブランド化における意匠等の知的財産権取得がもたらすメリットはどのようなものか
エ)促進に関しての行政の役割はどのようなものがあるか
a)特許等の知的財産権取得へのサポートについて
b)大企業の未利用特許の中小企業における活用について、他自治体の事例を参考にしつつ当市として出来ることはどのようなことか
3点目は、葬送における火葬の課題について、です。
①市内死亡者数の推移について
ア)過去の死亡者数の推移はどのようなものか
イ)今後予測される死亡者数の推移はどのようなものか
②市内葬送の現状について
ア)市民の葬儀の行われる場所について、市内・市外の割合はどのようなものか
イ)葬儀費用について、どの程度かかっているのか。特に市民葬儀については、市側が提示している金額と実際に市民が支払う金額との差違はどのようになっているのか。
ウ)ご遺体が火葬される際、利用される火葬場はどこか
エ)火葬場の順番待ちにより、葬儀までの日程が延びる現状がある。これについて市の認識はどのようなものか
③火葬場の利用について
ア)今後の市民の葬儀及び火葬場の利用について、行政として市が取り組むべき課題はどのようなものか
イ)課題解決への方途はどのようなものが考えられるのか
4点目は、特別支援教育におけるICTの活用について、です。
①今年度の状況はどのようなものか
ア)利用可能になったタブレット端末の活用状況について
イ)児童・生徒の反応はどのようなものか
②今後の展開について
ア)次年度以降の活用予定はどのようなものか
イ)外部団体との連携によるさらなる利活用をどのように考えているか
1点目については、情報共有化のメリットと課題を答弁してもらい、特に事例として取り上げた介護サービス事業での展開について詳しく伺いました。これからの地域包括ケアシステムの構築においては、行政と民間事業者との情報共有化で得られるメリットは大きいとのこと、しかし費用も大きくかかるとのことでした。しかしながら、笠間市で先行しておこなわれている「介護アプリ」の事例など大変参考になるものとのことでした。
2点目については、知的財産は専門的な事項なので、特に市に窓口を設けているわけではないが、相談先としては商工会等を紹介しているとのこと。今後、市内の中小企業大学校との連携なども視野に入れるとのことでした。
3点目については、火葬場のあり方について、決して小さな課題ではないことを訴えさせていただきました。現状では、差し迫って緊急に解決しなければならないことではないが、今後の検討課題としていく等の趣旨の答弁がありました。
4点目については、現状を踏まえ、さらなる工夫等を研究していくとのことでした。