本日、平成28年第2回定例会における一般質問を行いました。
本日、平成28年第2回定例会における一般質問を行いました。
今回私は、5つの点について質問をしました。
1点目は、改正自殺対策基本法施行に伴う市の自殺対策の強化について、です。
①市の自殺対策について
ア)近年の市の自殺件数の推移はどうなっているのか。
イ)自殺の要因はどのようなものか。
ウ)市の自殺対策は、現状どのようなものか。
②本年4月1日施行の改正自殺対策基本法について
ア)主な改正点はどのようなものか。
イ)地方自治体の役割はどのようになったのか。
③自殺対策の計画策定について
ア)いつまでに、どのような方法で計画を策定していくのか。
イ)計画策定に関する市民への情報提供はどのようにしていくのか。
ウ)市民の意見聴収及びその反映をどのようにしていくのか。
2点目は、認知症の早期発見対策について、です。
①認知症の早期発見について、市は現在どのような施策をとっているのか。
②他自治体の取り組みについて
ア)栃木県矢板市の取り組みはどのようなものか。
イ)兵庫県尼崎市の取り組みはどのようなものか。
③市の健康診査において、認知症に関する検査を導入して、早期発見・早期予防につなげる施策展開をすべきと考えるが、どうか。
3点目は、高齢者を対象とした住居対策について、です。
①高齢者が賃貸住宅への入居や更新をする際の、保証人確保が困難な場合等について、現在市ではどのように対応をしているのか。
②他自治体での取り組みや支援制度はどのようなものがあるのか。
③当市において、高齢者の居住支援のための支援策の充実を検討すべきと考えるがどうか。
4点目は、公共施設の祝日開館について、です。
①図書館や老人福祉館等、市の公共施設の祝日の運営について
ア)現状はどのようなものか。
イ)市民から、祝日の開館に関する要望はこれまであったか。
ウ)祝日開館に関し、取り組みを進めることについて、市の見解を伺う。
5点目は、入札について、です。
①自治体における低入札価格調査制度及び最低制限価格制度につて
ア)制度の詳細はどのようなものか。
イ)当市での現状と他市の取り組みについて、どのようになっているのか。
ウ)当市においてこうした制度の導入のメリットはどのようなものか。
エ)当該制度の活用について、市の見解を伺う。
自殺対策については、改正法が4月1日から施行されたばかりということもあり、国や都の動向も注視しながら、今後進めていくようです。自殺の要因は4つ以上あるとの指摘もあるので、私は、関係各所が連携をして総合的な取り組みを進めることと、中心軸となる組織を整備すること、人材の育成をすること、そして、生命尊重との観点を物事の解決策を講ずる上での起点とすることを訴えさせていただきました。
認知症の早期発見については、矢板市や尼崎市の事例を参考に、当市として健康診査等で認知症の早期発見につながる事業展開をお願いしました。事例に上げた自治体とは、健康診査等の状況も違うので、同様の事業は難しいとのことでした。しかしながら、参考にして取り入れられるものについては、是非取り入れて、早期発見の取り組みを充実して欲しいと要望しました。
高齢者の住居対策については、特に、賃貸住宅の保証人を探すのが難しいとの市民相談の事例を挙げ、他自治体で取り組んでいる制度を、当市も同様に取り入れて、安心して住み続けられるようにしてほしいと訴えました。これについては、研究検討とのことでした。
図書館や老人福祉館の祝日開館については、他自治体の事例を踏まえ話をしました。図書館については、隣接自治体では、祝日も開館しているので、是非当市も開館できるよう要望しました。条例改正やそのための人員配置、光熱費などの確保で難しいとのことでしたが、貸出業務なしで閲覧だけとか、分館だけ、中央刊だけなど様々な工夫をしてほしいと要望しました。老人福祉館については、特に市民センターに併設をしている箇所について、祝日開館を進めることを訴えました。
入札に関する二つの制度については、低入札価格調査制度は多摩地域では導入しているところはなく必要性がないこと、最低制限価格制度は工事契約については導入しており、現状で充足しているとのことでした。私としては、今後の検討事項としてほしいと要望いたしました。
明日からは、各常任委員会が開催をされます。