東久留米市中央図書館を訪問しました。
東久留米市中央図書館を訪問しました。目的は、試行的に行われている「マンガ」の閲覧事業です。これは、カレントアウェアネス・ポータルで紹介されていたもので、その記事によりますと、「昨年同館で開催した図書館フェスで集めた「ヘンネ!カード」で「どうしてマンガはないの?」の声が複数あったことを受け、お試し企画として開設されるもの」だそうです。
閲覧は、児童書コーナーの一角にある子供の読書スペースで行います。場所は児童書コーナーですが、大人も閲覧可能です。
職員の方にお話を伺うと、東久留米の図書館は、収書方針で「マンガ」は収書しないとのことですが、市民からの声を受けて、この8月ひと月、試行的に行ってみて、また検討してみたいとのことでした。
東久留米市はマンガと縁が深いようで、漫画界の巨匠・手塚治虫が晩年まで住んでいたり、高橋留美子氏の「めぞん一刻」に出てくる「時計坂駅」のモデルが東久留米駅の旧駅舎であったりなどしたようで、関連の展示も行われていました。
マンガが配架されている「マンガのへや」には数人の小学生と思しき子供たちが来て、熱心にマンガを読んでいました。
旧作から新作まで幅広く揃えられていて、市民へのアンケート調査を基に揃えたそうです。
また、この図書館では、集会所が学習室として開放されていました。午前・午後・夜間と時間ごとに、集会室として利用したり、学習室として利用したりしています。東大和市の中央図書館への要望でも学習スペースの確保という課題があり、参考になるのではないかと思いました。