今日の定例会本会議で、一般質問に立ちました。

今日の定例会本会議で、一般質問に立ちました。
今回取り上げたのは、4点です。

1点目は、豪雨による災害への対策について、です。
①今夏の豪雨による市内の被害状況とその対応について
ア)今夏の豪雨によって引き起こされた市内各所の被害状況はどのようなものか。
イ)各被害に対して行われた市の対応はどのようなものか。
②被害状況の原因分析について
 ア)豪雨による度重なる道路冠水や住居への浸水被害などについて、その原因を市はどのように把握し分析しているか。
 イ)今後、被害を極力軽減していくために、どのような方策をとろうと考えているのか。
  a)インフラ整備の面ではどのような方策があるか。
  b)被害軽減のために新たな補助制度などを設けることについての認識はどのようなものか。
③東大和市駅前から市道1号線(用水北通り)周辺及び青梅街道周辺地域の水害対策について
 ア)豪雨の都度ごとに被害の出る原因はどこにあるのか。
 イ)今後の対策について
  a)市道1号線の今後の道路整備において、歩道改善と共に雨水対策をどうするのか。
  b)青梅街道の道路改良の効果はどのようなもので、今後その成果をどう生かしていくか。
  c)その他に、市道1号線周辺及び青梅街道周辺地域への全域的な取り組みとしてどのようなことが出来るか、市の考えを伺う。

 2点目は、学童保育所における長期休暇期間の昼食について、です。
①保護者がどのような要望をもっているか、市は把握しているか。
②各学童保育所において、現在の状況はどのようなものか。
③新学校給食センターの開設に伴い、新センターを活用した学童保育所における長期期間中の昼食の提供について、市の認識と今後の展望を伺う。

 3点目は、図書館事業について、です。
①市内図書館における漫画の収書及び利用者への提供について
 ア)現状はどのようなものか。
 イ)漫画の収書及び利用者への提供に関して、市立図書館としての認識はどのようなものか。
 ウ)図書館の利用促進及び読書習慣を身につけるための導入としての効果について、市の認識を伺う。
②学習スペースの提供について
 ア)各館での現状はどのようなものか。
 イ)中央図書館館での今夏の試験的取組みの成果はどのようなものか。
 ウ)今後の取り組みについて、市の展望を伺う。

 4点目は、子育てに関して市が主催して行う講演会ついて、です。
①現在、市が主催して行う子育て関連の講演会はどのようなものがあるか。
②講演会の内容を、市はどのように記録・保存しているか。
③講演会の内容をより多くの市民へ周知するために、映像資料として公開し活用していくことが有益と考えるが、市の認識を伺う。

1点目の豪雨災害については、特に台風9号の被害が大きく、浸水被害などに遭われた方々のお話を伺う中で出てきた市への要望を中心に質問をさせていただきました。
近年は、行政が想定している以上の雨量となる豪雨が度々発生し、雨水排水の処理能力を超えるため、住宅への浸水や道路冠水等の被害が起きるとの答弁がありました。
これに対して、抜本的な施策をいち早く進めることと、その施策が完了するまで時間がかかるなら、せめて自助努力に対する行政としての補助体制をきちんと整備して欲しいと訴えました。特に、向原と南街地域については、今まで以上の浸透施設の設置など、早急に対応をしてほしいと訴えました。

2点目の学童保育所での昼食については、夏休みなどの長期休暇の学童保育での昼食は現在保護者によるお弁当ですが、これが保護者にとって負担感が大きいので、新学校給食センターを活用して、長期休暇中も食事の提供をできないかとの提案です。越谷市では、直営の学校給食センターが3か所あり、これが交代で稼働して、前期と後期に分かれている学童保育への食事の提供をしています。他の自治体でも、民間に委託している学校給食センターで、三季休暇中の食事提供をしているようです。「日本一子育てしやすい街」を目指している東大和市であれば、是非、他の自治体に負けない行政サービスを充実させてほしいと訴えました。

3点目は図書館事業で、漫画の収書・提供と学習スペースの確保です。東久留米市での試行的な漫画の利用提供を参考に、普段図書館や本を手に取ることの無い子供たちが、図書館に足を運び本を手に取るための導入口として、チャレンジしてみてはどうかと提案しました。また学習スペースも、長期休暇中だけでなく、通常の開館時も時間ごとに区分して場所を提供してはどうかと提案しました。

4点目は子育てに関する講演会を映像資料として公開することです。今は1回限りその場で終わってしまう講演会の内容を、映像で記録保存し、当日来たくても来られなかった方や講演の内容を知っていただきたい方々が、時間と空間に制約されずに、その内容に触れ啓発を受けられるように、市のYoutubeのページやホームページからのアクセス、図書館での資料提供などを検討して欲しいと提案いたしました。