「新公会計制度と議会の予算・決算審査」と題する地方議員を対象とした勉強会に参加してきました。
「新公会計制度と議会の予算・決算審査」と題する地方議員を対象とした勉強会に参加してきました。これは、市民と議員の条例づくり交流会議・自治体議会改革フォーラム・法政大学ボアソナード記念現代法研究所の主催によるものです。会場は法政大学の市谷キャンバス。前職の時の営業先でした。懐かしい思いで訪ねましたが、数年前に比べても、随分とキャンパスが様変わりしていて、発展している様子がうかがえました。
基調講演をしていただいたのは、習志野市の会計管理者である宮澤正泰氏。先の定例会における一般質問で、この方の言を引用させていただいたので、期待して講演を伺いました。
新公会計制度の特徴である発生主義の考え方や、現在の現金主義の会計のあり方について、法的根拠や比喩を使いながらわかりやすく説明していただきました。
後半は、三つの自治体の議員の方が、それぞれの予算決算審査の取り組みや事業評価・施策評価の取り組みなど、語っていただきました。
特に宮澤氏からは、固定資産台帳の整備によって明らかになる情報を活用して、施策形成や事業評価に生かしていくことが今後重要である、とのお話がありました。
各自治体の事例を伺うと、東大和市との議会審議のあり方がまるで違うので、彼我の差に驚きもし感心もいたしました。
今後の活動の参考となる勉強会でした。