議会定例会一般質問三日目。

議会定例会一般質問三日目。本日、登壇をいたしました。
一般質問で取り上げた課題は、4点です。

1.特別支援教育について
①特別支援学校の現状について
 ア)北多摩地域の特別支援学校の現状について、どのようになっているか。
 イ)東大和市から羽村特別支援学校に通学する市民からの要望はどのようなものか。
②東京都の特別支援教育の今後と東大和市の見解について
 ア)東京都が策定をした「東京都特別支援教育推進計画(第二期)・第一次実施計画」内には、北多摩地域に特別支援学校を新設する計画がある。その候補地として、東大和市内の都有地活用が望まれているが、都と市では、今までどのようなやり取りをされてきたのか。その詳細を伺う。
 イ)東大和市は、東京都との交渉を今後どのように進めていこうと考えているか。

2.豪雨等による浸水被害の対策について
①広域的取り組みについて
 ア)広域的な課題はどのようなものか。
 イ)課題に対する市の考え方とこれまでの取り組みはどのようなものか。
 ウ)東京都や国とどのような話し合いを進めてきたのか。
②市の取り組みについて
 ア)豪雨の度に浸水被害の出る市内の地域に対し、市は今後どのような対策を取ろうとしているのか。
 イ)ハザードマップの公表への取り組みを伺う。
 ウ)雨水の貯留・浸透を積極的に進めることについて
  a)学校や公園など公共用地を活用した貯留・浸透の推進について伺う。
  b)EGSM工法の推進について伺う。

3.「子ども読書活動推進計画」について
①現在の「子ども読書活動推進計画」の進捗状況について、市の自己評価はどのようなものか。
②新しい「子ども読書活動推進計画」について
 ア)「日本一子育てしやすいまちづくり」の一環として、図書館施設における子育て支援を兼ねた読書活動の推進を図ることについて市の考えを伺う。
 イ)セカンドブック、サードブック事業を推進すべきと考えるが市の考えを伺う。
 ウ)各学校における「ビブリオバトル」の開催について伺う。

4.葬祭場・火葬場の確保について
①人口統計から推計される今後の東大和市の死亡者数の推移について伺う。
②葬祭場・火葬場について、現在、他自治体のように一部事務組合を形成していない理由は何か。
③今後の対策について、市の見解を伺う。

 1点目の特別支援教育については、東京都においては今後の特別支援教育の施策推進に当たり、ここ北多摩の地域に特別支援学校を新設する計画が持ち上がっています。北多摩地域の特別支援教育の今後の方向性と東大和市との関連及びその取り組みについて質問をいたしました。
 東大和市の児童生徒は、都立の特別支援学校には肢体の方は村山、知的の方は羽村に通学しています。特に羽村については、日頃会派へ、通学が遠い、バス通学が不便などのお声をいただいておりました。また、児童生徒数の増加傾向と定員いっぱいで運営している実情であるとのことです。
 こうした状況の中、北多摩地域に知的と共に職業能力開発にかんする課も加えた特別支援学校を建設することになり、その候補地として、東大和市の向原団地跡地の都有地が上がってきています。
 これまでは、住宅を建設する予定になっていましたが、その話が立ち消えになり、新たに東京都は別の方針を打ち出しました。公明党会派としては、障害福祉・特別支援教育の充実や市へのメリットなどを総合的に考慮して、この建設を受け入れて進めるべきであると主張いたしました。

 2点目の豪雨等による浸水被害については、これまだ各自治体の対応であった下水道事業ですが、今回立川、武蔵村山市と東京都が連携をして課題解決に動くことになりました。これは昨年の台風の被害状況を見て、都も決断したとのことです。こうした広域連携での取り組みを進めるとともに、私からは、市でできる小規模ではあるが、浸水被害対策として有効な施策などを質問いたしました。このなかで、止水シートの利用、雨水の貯留・浸透の施設設置の積極的推進、ハザードマップの公表などについて要望をいたしました。

 3点目は子ども読書活動推進計画についてですが、これは一貫して公明党が取り組み、進めてきたものです。今年度第1期が終了するに当たり、2期スタートへの期待と、新たな事業展開(セカンドブック、サードブック事業、ビブリオバトルの市内全小中学校での開催、子育て施策との連携等)を要望いたしました。

 4点目は、葬祭場・火葬場についてですが、高齢者人口が増える中で今後の自治体の行政サービスで、この課題が大きくなっていく可能性があるため、一部事務組合への参加等中長期的観点から検討を進めていくことについて質問をいたしました。

 週明けは、木戸岡議員の再質問の途中からと、荒幡議員の登壇となります。