平成30年第3回定例会の一般質問に立ちました。
平成30年第3回定例会の一般質問に立ちました。
今回、私が質問したのは次の5つの点です。
1点目は、文化芸術の振興について、です。
①文化芸術振興条例の制定について
ア)条例制定へのこれまでの取り組みはどのようなものか。
イ)条例に対する市の見解はどのようなものか。
ウ)東大和市として、文化芸術振興条例の制定をめざし、積極的に取り組むべきと考えるが、市の見解はどのようなものか。
②障がい者の芸術振興に関する取り組みについて
ア)先の通常国会で成立した「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」について、市としてどのような認識を持っているか。
イ)地方自治体として、この法律に基づいた取り組みを今後進めるべきと考えるが、市としてどのような取り組みをしていこうと考えているのか。
2点目は、死亡に伴う手続きの利便性向上のため「おくやみコーナー」を設置することについて、です。
①死亡時の行政手続きについて、現状はどのようなものになっているのか。
②大分県別府市や三重県松阪市で開設された「おくやみコーナー」について、市の認識はどのようなものか。
③遺族の負担を考慮し、死亡に伴う手続きの利便性の向上のため東大和市において「おくやみコーナー」を設置することについて、市の見解はどのようなものか。
3点目は、災害時の情報伝達について、です。
①現状の取り組みについて
ア)防災行政無線の性能向上の現在の取り組みはどうなっているのか。
イ)防災行政無線以外の情報伝達の方法はどのようなものがあるのか。
②災害発生時の情報伝達について、課題となることはどのようなものか。
③市民の生命を自然災害から守るために、さらなる情報伝達の向上が望まれるが、今後、市はどのような取り組みを行っていこうと考えているのか。
4点目は、性的少数者に対する理解促進と支援について、です。
①性的少数者に関して、市はこれまでどのような取り組みを行ってきたのか。
②近年、地方自治体において性的少数者)への理解促進や支援に関する施策が進んできている。市としてどのような認識をもっているか。
③他自治体の取り組みを参考に、東大和市でも人権上の観点等から、性的少数者への理解促進や支援を積極的に進めるべきと考えるが、市の見解はどのようなものか。
5点目は、市内で創業をする事業者への支援について、です。
①東大和市が推進する「創業支援事業」の一環として、市内で創業をする事業者に対し、家賃等の助成を行う制度を設けることで、当該事業がさらに発展をしていくものと考えるが、市の見解はどのようなものか。
1点目の文化芸術の振興については、これまでも公明党として、東大和市における「文化芸術振興条例」の制定を一貫して訴えてきました。今回は、これまでの取り組みと今後の動向を確認し、再度、制定へ向けて努力を要望しました。併せて、今般の通常国会で成立した「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」に基づき、障がい者の方の活動を支援を市として進めていってほしいと訴えました。思いかけず、市長がこのことについて高い関心を持っておられることが答弁で明らかにされ、東大和市でも何らかの形でアールブリュットの催しを行いたいと仰っていただきました。
2点目の「おくやみコーナー」については、高齢社会の進展に伴い、市役所で亡くなられた方に関する死亡手続きをする人も多くなることが予想されるので、大分県別府市で開設された手続きを一元化する「おくやみコーナー」を、東大和市でも解説してはどうか、と提案しました。こうした窓口設置の効果はある都の認識が示されました。ただ、人員や庁舎内スペースの問題など課題があるので、研究をしていくとのことでした。
3点目の災害時の情報伝達については、防災行政無線の声が聞こえづらいとの100万人訪問調査運動でのご意見を市政に届け、改善を要望しました。現在、デジタル化の更新へ事業者と調整をしているとのことで、平成31年から2年かけて改修していくようです。また、デジタル化による様々な活用法もあるようで、これも検討していくとのことでした。また、ジェイコムやエフエム立川を活用した情報伝達についても要望をいたしました。
4点目の性的少数者に対する理解促進と支援については、現在、自治体レベルで進んでいるパートナーシップ制度の導入やLGBT支援宣言などを取り上げ、東大和市においてもこうした制度の導入を目指すと共に、教育現場や市民への啓発活動を行っていってほしいと訴えました。
5点目の市内で創業をする事業者への支援については、市内事業者の方とお話させていただいたときに頂いた内容を伝え、現今の支援制度の確認をしました。市は商工会を通じて市内創業者への家賃補助を行っているとのことで、私からは、次年度以降、予算規模や内容の拡充を要望いたしました。
月曜日には全ての一般質問が終わり、常任委員会、そして決算特別委員会が開かれます。
最終日まで、しっかり頑張ってまいります。