市議会改選後初となる、令和元年第2回市議会定例会での一般質問を行いました。

市議会改選後初となる、令和元年第2回市議会定例会での一般質問を行いました。
今回私が取り上げた内容は、次の5点です。

1点目は、公園について、です。
①特色ある公園の整備事業におけるシンボルとなる公園の整備について
 ア)市の北東部に整備する予定の公園について、関係諸団体との協議を含め進捗状況はどうなっているのか。
 イ)市として、シンボリックな公園をどのようなものとして整備していく考えか。また、その具体的なイメージはどのようなものか。
②遊具の更新について
 ア)公園遊具の更新に関して、市はどのように進めていく考えか。
 イ)公園遊具に、大人が利用できるものが欲しいとの声があるが、今後そうした整備をしていく可能性はあるのか。

2点目は、学力向上の取り組みについて、です。
①検定試験の取り組みについて
ア)市内小中学校における漢字検定、英語検定、数学・算数検定等の取り組み状況はどのようなものか。
イ)各種検定試験に取り組むことが、児童生徒の学力にどのような影響を与えると考えるか。
ウ)各種検定試験に取り組む際の、児童生徒・学校・保護者・教育委員会等の課題はどのようなものか。
エ)他自治体の事例を参考に、各種検定試験への補助制度を設けるべきと考えるが、市の見解を伺う。
②英語教育について
ア)来年度より英語が小学校5・6年の正式教科になるが、その際の課題はどのようなものか。
イ)これまでの授業内容や取り組みがどのように変わっていくのか。その準備はどのように進めていくのか。
ウ)英語教育法の一環として、綴りと発音の関係性を学ぶ英語学習法「フォニックス学習法」の取り組みに関する市の考えはどのようなものか。
③プログラミング教育について
ア)来年度から小学校で必修化されるプログラミング教育について、その際の課題はどのようなものか。
イ)授業内容や取り組みへの準備の進捗状況と今後の進め方について伺う。

3点目は、子どもの読書活動について、です。
①子どもたちの読書時間について
 ア)ここ5年間にわたる東大和市の児童生徒の読書時間について、その推移を伺う。
 イ)平成30年度は読書時間の減少傾向が見られるが、この原因をどのように捉えているか。
 ウ)読書時間が増加することによる効果と、そのための今後の市の取り組みについて伺う。

4点目は、市の情報発信について、です。
①SNSを活用した市の情報発信について
 ア)現在、多くの人が利用している「インスタグラム」や「LINE」を活用した市の情報発信について、市の現状はどのようなものか。
 イ)これらのSNSの活用に関して、今後、市はどのような取り組みを考えているか。
  a)観光事業への利用について
  b)その他の事業への利用について

5点目は、南街地区の防災対策強化について、です。
①平成31年3月17日に南街2丁目で発生した火事について、その詳細を伺う。

②今回の火事を受けて、地域住民から「地域の消火栓の数を増やしてほしい」「狭い道路で活用できる小型ポンプ車の配備を多くしてほしい」等の声があるが、今後の南街地区の火災対策の強化について、市としてどのような考えがあるか。

 公園については、特色ある公園整備におけるシンボリックな公園の整備について、その進捗状況を確認しました。東京都水道局研修所跡地を想定して、市は東京都と協議を進めており、立川の昭和記念公園「子どもの森」にあるような遊具の設置など検討しているとのことでした。力強く推進するのと同時に、プラスアルファとして、以前から公明党として要望している「ランナーズステーション」(ロッカーやシャワーが使用できる)かそれに類する施設の整備も進めてほしいと訴えました。また、公園遊具の更新に関しては、現役子育て世代の要望する新しい遊具への更新と、特に高齢者が利用できるような健康遊具の設置について質問いたしました。

 学力向上の取り組みについては、まず各種検定試験の現状を確認しました。学力向上や、自発的な学習への取り組みという効果がある所から、さらなる推進と併せて、茨城県常陸太田市で取り組んでいる中学生の英語検定料補助事業(3回のうち1回の受験について1000円を補助する)を参考に、東大和市でも補助制度を設けるよう訴えました。

 また、英語教育については小学校5・6年生で正式教科になることを踏まえ、授業内容や取り組みの目標を確認すると共に、充実した人員の配置とフォニックス学習法の取り組みについて訴えました。プログラミング教育についても、小学校での必修化を見据え、ICT支援員の配備や教員の研修の充実、学校のICT環境のさらなる充足など要望いたしました。

 子どもの読書活動については、読書時間の減少傾向を踏まえ、さらなる取り組みの強化や、家庭・保護者への読書活動への啓発、また学校図書館指導員や図書館職員によるYA文学の紹介に力を入れることなど訴えました。

 市の情報発信については、インスタグラムやLINEといった幅広い世代に利用されているSNSを市の情報発信に活用することについて、市の今後の取り組みを求め、その展開に関する市の見解について質問をいたしました。

 南街地区の防災対策強化については、先般発生した火災を受けて、木密住宅地域であるこの地区のさらなる防災対策強化を望みました。