本日、会派で神奈川県海老名市に、「屋内プール水泳学習事業」について視察に行かせていただきました。

本日、会派で神奈川県海老名市に、「屋内プール水泳学習事業」について視察に行かせていただきました。以前、窓口業務の改善に関する視察をさせていただき、2度目の訪問となります。
海老名市では、平成19年から市内の公営プールで、プールの授業を行うことをスタートさせ、現在では、市内全小学校13校と小中学校支援級のプールの授業を行っています。小中学校にあったプールは、屋上に設置をされていたもの以外、全て撤去され、芝生広場やテニスコートなどになっているようです。また、一部は地元自治会に運営を委託し、釣り堀として地域の活性化に役立っていたり、地域の防災倉庫になっているようです。。
バスの送迎も含め委託をしており、児童生徒にも保護者にも好評とのことでした。
これは、授業当日の天候等に左右されずカリキュラムを進められること、プール管理の必要がなくなるため教員の負担が大幅に軽減されること、プールの維持管理費が不要になることなど、多くのメリットがあるためで、子どもたちは、きれいな水のプールで天候に左右されずにプールができることを大変喜んでいるとのことでした。
現在、中学校の普通学級ではプールの授業そのものを無くしたようで、これは、2コマ続けて体育の授業に使った後の他の教科のコマ割りが難しいためだそうで、しかし、生徒からも保護者からも特段苦情が多かったということはないとのことでした。
公共施設の管理運営と教育の進め方について、大変示唆的な視察になりました。