令和4年第4回定例会における一般質問

本日、第4回定例会における一般質問に立ちました。
今回は三つの項目について、質問しました。

1点目は、地域公共交通の今後の在り方について、です。
公明党は来年度の予算要望で「ちょこバスの運行ルートの利用促進・コミュニティタクシーの推進・オンデマンド交通の整備」との項目を掲げており、この質問では、持続可能な行財政運営の視点から見た、地域公共交通の現状と課題に関し、ちょこバス事業と試行されたコミュニティタクシー事業について、さらに、新たな地域公共交通の取組について、オンデマンド交通の導入等について質問をしました。
答弁では、それぞれの事業の現状と展望について詳細に伺うことができました。

2点目は、2子どもの読書活動推進について、です。
次年度からスタートする「第3次子ども読書活動推進計画」に関し、第2次計画の成果と課題を確認すると共に、今後の展望や個別の取り組みとして、「セカンドブック」事業・小中学校の図書購入予算の充足・図書館における自習スペースの確保につ・子どもと本をつなぐ活動を行う人材の育成について、それぞれ質問をしました。
答弁では、特に、学校の図書予算について詳細に伺いました。多摩26市の中ではトータルとしての購入予算は上位の方であること、しかし、国が示す蔵書数に満たない学校が小学校で2校、中学校で3校あるので、その充足について要望するなどしました。

3点目は、学校教育について、です。
理数教育の充実・スクールカウンセラー事業・図書館を使った調べる学習コンクールの今年度の成果について質問をしました。
理数教育については、市では少人数学習できめ細かな指導をしており、小・中学校9年間の指導成果が表れる中学校の結果では、令和4年度の全国学力・学習状況調査において、市内5校中3校の校内の平均正答率が全国の平均を上回り、さらに2校の正答率が都の平均を上回る結果であったことが確認できました。
また、スクールカウンセラー事業では、オンラインを活用してさらに利用者が相談しやすい体制を作っていただきたいこと、また「図書館を使った調べる学習コンクール」の地域コンクール開催について要望いたしました。