令和6年第1回定例会における一般質問

現在会期中の令和6年第1回定例会における一般質問に、本日登壇いたしました。
今回、私が取り上げたのは次の3点です。

1.下水道について
2.向原地区の都有地活用と関連する取組について
3.介護事業におけるケアマネジャーの充足について

1では、能登半島地震の被災状況から、ライフラインの重要性が改めて認識されましたが、特に下水道に関し、老朽化対策を進めて災害に強い下水道を維持することを中心に質問を行いました。
質問では、現状の老朽化対策の進展を確認しつつ、災害対策の強化の観点から、関連する公共施設の洋式化のさらなる推進や携帯トイレの備蓄、災害時におけるトイレの確保に関する自治体の役割等について話題にしました。
市民の方との対話の場で、災害時の下水道の利用が、その後の避難生活のQOLの維持に大きく係わるため、市民に安心感を与える管理運営を心掛けてほしいとのお声もいただいておりました。そうした点からも、今後の適正な管理と老朽化対策、災害時のトイレの確保も含めたさらなる取組の強化をお願いしました。
また、現在工事が進む空堀川上流雨水幹線整備事業における市内雨水管の接続に関しても質問しました。

2では、向原地区都有地の利活用について、北側に建設予定の(仮称)都立北多摩地区特別支援学校の事業進捗状況を確認し、関連して、ニーズも増える可能性のある、発達障がい等の検査・診断のできる医療機関のさらなる充足に関し質問をしました。また、南側については、東大和市駅周辺の賑わい創出も踏まえた利活用の在り方の検討を確認し、それまでの間の土地の管理について地域住民の声に敏感に反応していただくことをお願いしました。

3では、ケアマネジャーの不足が自治体で顕在化している現状を受け、東大和市での状況を確認し、今後の対策充実について要望をしました。何よりも国や東京都による待遇改善を進めることが大きいわけですが、資格取得や更新のための研修などについて多角的な点から自治体としてサポートを進めてほしい旨の要望をいたしました。

本日で全議員の一般質問は終了し、来週からは各常任委員会の開催、そして令和6年度の予算案を審議する予算特別委員会が開催されます。
公明党市議団は団結しながら、政策推進の議論を行ってまいります。