高円寺学園と「IMAGINUS」を視察

【高円寺学園と「IMAGINUS」を視察】

7月24日に会派で、杉並区の小中一貫教育校「高円寺学園」と「未来をつくる杉並サイエンスラボIMAGINUS(イマジナス)」へ視察に伺いました。

これから東大和市でも第七小学校と第九小学校の統廃合が予定されています。旧校舎を活用した事業展開や学校統合後の取り組みについて、少しでも多くの事例を参考にしたいと考え、お忙しい時期にもかかわらず、先方にお時間を作っていただき視察へ行かせていただきました。

まず、「IMAGINUS」を視察いたしました。
ここは、旧杉並区立第四小学校の校舎を活用し、次世代型科学教育の拠点として誕生したものです。もともと、杉並区には老朽化した科学館があり、年数も経ていたので展示内容も古くなって、それをどうしていくかが課題であったようです。
そこで、高円寺学園の誕生を機に、校舎の新たな活用方法として株式会社コングレが事業主体となって、全くの民間事業として新たな科学ラボを開設しました。
常に新しい科学的知見を楽しく学べるよう、展示やワークショップ、イベント、パフォーマンスなど様々な空を凝らしながら、科学への好奇心を刺激する取り組みをされています。
これまで議会で「理数教育の充実強化」を望んできたものとして、大変羨ましい、素晴らしい施設であると実感しました。

次に、施設一体型小中一貫教育校として誕生した「高円寺学園」を視察いたしました。
少子化の影響による学級数の適正な配置などを考慮し、子どもの人数が少なくなっていた高円寺地域の学校統合が計画されました。
居住地域による文化の違いや住民感情と向き合いながら、様々な課題を克服して、区内で2校目となる施設一体型の一貫教育校として誕生しました。
施設も見学させていただき、都内の広くはない土地に、児童生徒がリラックスできる場所まで確保するなど様々な工夫をしながら校舎を建設した様子が窺われました。また学童保育所や児童館機能を持つ施設などが併設されています。
教育面では、特にインクルーシブ教育に力を入れ、ぜひこの学校で、と希望される保護者の方もおられるとのことでした。
学力向上の点でも、一貫教育のメリットの手応えを感じておられるようで、東大和市でもぜひ参考にできればと思いました。

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