市議会公明党で、1月18日~20日にかけて、倉敷と広島へ視察に行ってまいりました。

市議会公明党で、1月18日~20日にかけて、倉敷と広島へ視察に行ってまいりました。
18日は朝から大雪で、飛行機での移動を急遽新幹線に変更。スタートが遅れましたが、何とか倉敷市に到着。初日は倉敷市真備町へ伺って、担当の方による観光ボランティアの事業説明と実際に吉備真備の事績を辿る観光スポットを巡りました。自分たちで回るより、観光ボランティアの熱のある説明を伺って回るほうが、学ぶ事柄も感じるものも格段に違いました。吉備真備の偉大さも伝わりました。ボランティアを担当された方は、大河ドラマに是非取り上げて欲しいと仰っていました。同僚の中間議員は、古代日本のダ・ヴィンチだと感心されていました。また、観光ボランティアの勧めで、急遽、県立の特別支援学校も見学させていただきました。木材を多く使用した建物で、学びの設備も体育や食事、宿泊訓練の設備も素晴らしいものでした。快く受け入れていただいた校長先生に感謝申し上げます。
19日午前中は、倉敷市役所で、ファシリティマネジメントによる公共施設の適正管理に関する視察を行いました。担当者の方は、今後の自治体経営の将来について危機感をもって事業に取り組まれており、倉敷の現状の実態把握の重要性を認識し、正確なデータを積み上げることに力点を置き、仕事を進められていました。まだまだこれからとの心で、近隣自治体との広域連携も着実に進めていました。逆風の中でのスタートでしたが、次第に市役所全体にも理解が広がっていったとのことです。非常に参考になる取り組みを学ばせていただきました。
19日午後は、広島へ到着。朝の雪も溶けて晴れて寒い陽気でした。20日の視察に関係して、原爆ドームと原爆資料館、平和公園を見学させていただきました。中学校の修学旅行以来です。改めて、核兵器は残酷な非人道的な、あってはならないものであることを胸に刻みました。絶対に戦争は起こしてはいけないし、核兵器を廃絶しなければならないと痛感します。ドームの存在感、資料館の展示、ボランティアの青年の説明など、実感として得られるものは多くあります。一人でも多くの若い世代の方に訪れていただければと思いました。多くの海外からの見学者も来ていました。
視察最終日の20日。広島市役所で、原爆ドームの保存について、担当者のお話を伺いました。東大和市の戦災建造物である変電所の保存について参考とさせていただくためです。文化財として保存する難しさ、技術的な困難など、担当者のご苦労が伝わる内容でした。しかし、これは後世に残していくべきものですので、何とか多くの方のご協力をいただきながら存続できるよう、頑張っていただきたいと感じました。

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