11月9日、10日の両日にわたって、沖縄県那覇市で開催された第97回全国都市問題会議に参加してまいりました。

11月9日、10日の両日にわたって、沖縄県那覇市で開催された第97回全国都市問題会議に参加してまいりました。
初日、基調講演は東京大学資料編纂所の山本博文教授から江戸の歴史を振り返った都市のにぎわいのあり方について、主報告は、那覇市の城間幹子市長から那覇市の観光施策を中心として新しい時代に即した事業展開について、一般報告3件は、首都大学東京の山下祐介准教授から人口減少とインフラ、政府の地方自治に対する考え方を中心に山下氏の考えが述べられ、他に、釧路市の蛯名大也市長から釧路市の自然環境を生かしたまちづくりについて、琉球大学の下地芳郎教授から沖縄観光の新たなあり方について、それぞれ講演がありました。
2日目、早稲田大学の後藤春彦教授をコーディネーターに、5名のパネリストが登壇して、行政の立場、民間事業者の立場からそれぞれ地域における人と人のつながりをいかに結ぶか、そしてそれを地域活性にどうつなげるかについて、興味深い報告と問題提起がありました。
2日間を通して、特に観光という視点を軸に、人や自然環境、文化など地域資産を生かした都市の発展への方策を考える良い会議となりました。今後の東大和市の行政に何らかの形で行かせていけたらと思います。