昨日5日に、建設環境委員会が開催され、所管事務調査の現地視察として、狭山丘陵観光連携事業に関して、武蔵村山市の里山民家、瑞穂町の六道山公園展望台、入間市のさいたま緑の森博物館に行ってきました。
昨日5日に、建設環境委員会が開催され、所管事務調査の現地視察として、狭山丘陵観光連携事業に関して、武蔵村山市の里山民家、瑞穂町の六道山公園展望台、入間市のさいたま緑の森博物館に行ってきました。
里山民家は、東大和市の農家にあった家屋が解体されるときに残された図面を基に18年前に復元されたもので、かつての武蔵野の農家の暮らしが再現され、通常ですと、竈での炊飯等が体験できるところです。また、1トンの収穫量となる田圃があり、虫の観察や稲の生育など、多くのボランティアのご協力をいただきながら、親子で自然に触れるイベントなどが開催されているとのことでした。
展望台からは、快晴でもあったため富士山がしっかりとみることができ、また、新宿のビル群なども確認できました。
さいたま緑の森博物館では、自然保護と人の手を入れながら雑木林を維持していくこと、また年間3万5千人ほどの来場者が散策を楽しまれていること、伐採後の木材の利用法、外来種や害虫から林や湿地を保護することなどについて貴重なお話を伺うことができました。
近くに住みながら、どれも詳しくは知らず、身近にこんなに自然が残っていていつでも触れ合うことができる環境にあることを、改めて実感いたしました。
大型バスで乗り付けて風景を楽しむような形の観光ではなく、都会の近くに豊かな自然があることを多くの方に知っていただき、日常的に、何度も足を運んでいただいてリフレッシュしてもらう、そういった観光の形だと感じました。そのためには、地元住民を含めより多くの人に存在と魅力を知っていただく情報発信が重要だと思いました。