第六小学校でいのちの授業

第六小学校では、地元助産院の助産師の先生を講師として、全学年を対象に「いのちの授業」を行ってきました。本日は、市議会公明党で4年生への授業を見学させていただきました。

授業では、思春期に差し掛かった子どもたちの心と体にどのような変化が生まれるのかを、専門家として見識を踏まえて、大変わかりやすく教えてくださっていました。

第2次性徴期にはどのような体の変化が起きるのか、人として生まれることが奇跡のような確率であること、自尊心を強くし自分と同じように周囲の人を大事にしていくこと等、大人の私たちも感銘する内容の講義でした。

講師の青柳先生は、地元の第六小学校で継続してこの授業を行ってくださっています。本人や兄弟姉妹が生まれるときに、青柳先生にお世話になった子どもたちもいます。
1年生から授業を受けてきた生徒たちは、騒ぐこともなく真剣に先生の話を聴き、最後の感想では、先生の意図がきちんと伝わって心に入っていることが分かるような発言をしてくれていました。

小学生の早い段階から、自分がこの世に誕生したことについて、また正しい性の知識を学ぶことは、より良い生を送り、青柳先生いわく「素敵な大人(自分を大切にし人を大切にできる人)」になるために欠かせないことだと実感しました。

性教育の内容は、突き詰めると倫理観や道徳といった人として生きるうえで重要な、人格の柱となるものにまで行きつく話であると思わせていただける授業でした。

こうした「いのちの授業」が多くの学校で取り組まれることを強く望みます。