東日本大震災から2ヶ月。本日の公明新聞に、劇作家で評論家の山崎正和氏の談話記事「『震災後日本』の構想」が掲載されていました。傾聴に値する内容で、大変勉強になりました。

山崎氏は、日本の国民性を「災害復興型」と考えており、「国難が来ると突然に奮起して素晴らしい力を出す」と評価していました。その上で、一部の知識人が近代文明そのものを否定するような発言をしていることに対して、その短絡的発言を「いささか気になる」として、その危険性に着目されています。かつて関東大震災が起きたときにも似たような状況が生まれ、それを当時の権力者が利用して、精神面での軍国主義の流れを準備していったと指摘されています。

また、この震災を通して見えた日本人の心象風景の光と影をあげられ、「秩序だった行動」の巣晴らしさを光とする反面、この美徳=日本の古いムラ意識が風評被害を生み出す背景ともなると洞察されています。「ボランティアという風習が大きく成長」していることにも希望を見出され、「こうした市民的な連帯意識を育み、助け合う社会を築いていかねばならない」とされています。ここで仰られている「助け合う社会」とは、今回公明党がスローガンとして掲げた「支えあう日本=自助・公助・共助のバランスの取れた社会」との考え方とも響きあうものと思います。

そのほかに「政治的司令塔の確立」「エネルギー政策の今後」等についても語られていました。今後の活動の参考にしてまいりたいと思います。

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