西東京市のひばりヶ丘駅のまちづくりを視察

5月8日午前中に、東大和市公明党市議団で、西東京市のひばりヶ丘駅のまちづくりについて、視察に行ってまいりました。
西東京市役所田無庁舎で担当部署の方から、ひばりヶ丘駅北口の再開発について、再開発以前の街の状況やまちづくりに向けての地域住民との対話、都市計画道路を含めたまちづくりをどう進めたか、など詳しくお話を聴かせていただきました。「ひばりヶ丘駅北口地区」は「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく街並み再生地区として東京都から指定されています。
この条例の仕組みを使い、建築物の更新に際し容積率の緩和等で民間へのインセンティブを与え、漸進的に街並みをブラッシュアップしていく方針を取られています。その環境整備のため、都市計画道路を10年という、比較的短期間で整備され北口ロータリー建設を推進。同時進行でひばりヶ丘駅のリニューアルがなされ、より利用しやすい交通環境も整えられたそうです。
行政主導で大きなビルを一気に建てるのではなく、民間事業者が建物の更新を進めることで、元の街の個性を生かしつつ漸進的に進めておられる状況を確認させていただきました。
大きな箱を作ると既存の大手チェーン店の出店が進むため、より個性的な商店を呼び込むためには、こうした手法の方が適しているのではないか、とのお話もいただきました。
これからの東大和のまちづくりにも大いに参考にさせていただければと思います。