さいたま市南浦和中学校を視察

さいたま市の南浦和中学校へ、会派で視察に行きました。市が取り組んでいる独自の英語教育「グローバル・スタディ」に関し、実際の授業を見学させていただきながら、事業の発展経緯と成果等について、担当の方よりお話を頂戴しました。
さいたま市では、平成16年度に「世界に開かれたさいたま市」を担う次世代の育成として、小学校から英語活動を実施することを決定。その後、小中一貫での英会話モデル校研究を経て英語挙育を独自に展開。平成28年度から市立の全小・中学校で、国際社会に貢献する子供の育成を目指し、「グローバル・スタディ」が開始されました。
これは単なる英語教育という、語学習得に留まらず、グローバルな視野を得て主体的な行動で課題解決を出来る人材を育てることを目標にしています。
特色としては、充実した指導体制を引いており、ALTを手厚く配置。複数での指導体制を確保しています。また、市独自のカリキュラムとして、9年間の最終目標として英語でディスカッションやディベートを出来るところまで育成することとし、1期:小1から小4、2期:小5から中1、3期:中2から中3と3期に分けて、小中一貫カリキュラムを推進する仕組みを取っています。また、現場の先生方が、実際の授業や研究を通して得た知見を活用し、教育委員会と共同でオリジナルの教則本を作成。初めてこの事業に取り組む先生も、教材研究をゼロからしなくていいように工夫されています。授業時間も総合的な学習の時間を減じて時数を確保し、教員研修も充実させています。
学習面で具体的な成果も出ており、国際理解のための作文コンクールで大臣表彰を受けたり、高校生英語ディベート大会で3連覇を果たすなど、さいたま市の生徒が活躍しています。
実際の授業を拝見しても、先生が工夫をして、発話や文法の学習などをバランスよく織り交ぜながら授業を展開され、生徒の皆さんも楽しく学習している様子と受け止めました。
事業では、特にALTの配置を市として力を入れており、日常的に英語でコミュニケーションを図ることが、生徒の英語学習に対するモチベーションとなっているようです。
東大和市は先進的に、オンライン英会話授業などに取り組んでいますが、さらにそれを進化させるために、大変示唆深い視察となりました。
余談ですが、給食は自校方式で温かく美味しいメニューが提供されていて、本日私たちも試食させていただくことができました。また、校長先生が美術の先生で、学校の雰囲気を明るく楽しくするために、校内随所にアート作品を掲示したり、色彩豊かなデコレーションを施すなど、ユニークな取組をされていました。

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