「教育の日やまと」第五小学校の公開授業に伺う
今日は「教育の日やまと」の実施日で、午後、第五小学校に伺いました。
第五小学校の研究主題は、「友達を認め、自分が好きな児童の育成を目指して ~『わかる・できる』体育学習を通して~ 」というものです。13時30分からの公開授業は、1年生と4年生、5年生がそれぞれにボールけり遊び、プレルボール、バスケットボールを行っておりました。
1年生と4年生は昨日と違って晴れた温かくなったので、無事に校庭で競技を行えており、皆、とても楽しそうに授業に参加している様子でした。
また、バスケットボールの試合では、シュートがバスケットに入らなくても、ボードやバスケットの枠に当たれば点数が入るようで、児童の積極性をより引き出す工夫がなされていると感じました。また、試合の始まりと終わりは全員が握手をするなど、友達を一個の人格として遇するという姿勢が見られました。
全体を通して、児童同士の声掛けや声掛けをした児童を先生が積極的にほめているという印象を持ちましたし、児童の多くが楽しく体育の授業に参加している様子でした。研究主題に沿って、教員の方が工夫・努力されておられると感じました。
所用があって、授業後の研究発表ならびに講演は失礼させていただいたのですが、研究主題の「友達を認め、自分が好きな児童の育成」ということと講演の演題となっていた「自他の『よさ』に学び合う」という観点は非常に重要なものです。今後とも現場の教職員の方には、さらにご尽力願えればと思います。