やまとあけぼの学園を視察
ツイッターにも投稿しましたが、本日、スポーツ祭東京2013の東大和市競技開催記念碑除幕式終了後、東大和市議会公明党議員団で市立やまとあけぼの学園を視察させていただきました。心身に障害のある就学前の児童に対する施設です。
説明には、保育課長はじめやまとあけぼの学園の職員の方にご対応いただきました。
設立年は昭和47年と40年以上前から業務を開始しており、他の自治体では、こうした施設が無いところもあるとのことでした。療育には保育士の方があたりますが、通常の保育とは趣を異にするため、苦労する部分も多いようです。ここに来て療育を受けて、成長過程の状況が改善していくのは大変喜ばしいことです。実際、療育状況を見せていただいた室内で遊んでいたある子は、入園当初は歩くことが困難であったようですが、療育指導により、今は元気に歩けるようになったとの事でした。難しい業務に携わる職員の皆様にあらためて敬意を表したいと思います。やまとあけぼの学園の職員の方に、「足りないもので一番あったらいいなと思うものはなんですか?」とお聞きすると少し間をおかれて、「人、ですかね」と仰っていました。十全な療育をしようとすると、どうしてもマンパワーが必要であり、実際の場面では、1対1で対応しなければいけないことも多く発生するため、人手が足りない様子でした。今年度から利用料金が発生していますが、多くは市財のみで運営されており、大変であるとのお話でした。なかなか、都や国からの援助は見込めない様子で、ここは改善していくべき余地があると思われました。
遊んでいる子どもたちの表情はにこやかで元気いっぱいです。同世代の子を持つ親として、さらに良い環境で療育ができれば親子共に喜ばれるだろうにと感じました。何かしらできることを、会派としても考えていかなければいけないと思います。