IMG_20140213_141821854本日午後2時より、府中の森芸術劇場で、この時期恒例となっている第52回の東京都市議会議員研修会に、東大和市議会の他の多くの議員と共に参加いたしました。

講師は首都大学東京都市環境学部准教授の饗庭伸先生で、「人口減少・都市縮小時代の都市計画」と題した講演でした。

人口減少という現象そのものがネガティヴなのではなく、人口が減ることで“治安が悪くなる”“病院で治療が受けられない”“突然路頭に迷う”などの事象が社会的な不安要素となるのであって、そもそも戦後急激に増えた人口を構成する「団塊の世代」が高齢化すれば、必然と人口が減少し、高齢者の多い社会になるのであって、それそのものが「善」や「悪」に分類されるものではない、との指摘がなされました。そして、高度経済成長期に拡大していった「都市」をいかにして「たたむ」か、コントロールしながら「たたむ」前向きな取り組みが大事であるとお話をされました。

そして、スポンジ状に都市が縮小する中でそれに対する政策の取り組み方と、実際に先生が携わった事例が紹介されました。

人口減少、少子高齢化という現象そのものを「悪いことと」として捉える思考パターンから一歩外に出て、人口動態を冷静に捉えて、主観的な価値判断の外側で、客観的に進行し続ける現象に付随して起きるであろう諸課題に、前向きに対応して、柔軟に自治の姿を変形させていくことのあり方を提示され、私たち議員にとって示唆に富んだ内容の講演でした。

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